謹 賀 新 年
新年あけましておめでとうございます。
皆様、本年もよろしくお願いいたします。
さて、我が国における70歳以上の総人口に占める割合は2割を超え、益々増加の傾向にあります。また100歳以上の高齢者は8万人超(2020.9現在)でこちらも毎年増加を更新しております。
昨年の日本人の平均寿命は、男性81.41年(国際比較3位)、女性87.45歳(国際比較2位・4年連続)であり、前年と比べてともに上回っています。
しかし喜ばしいことばかりではありません。75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の見直しが進んでいます。これからも寿命は延びる中、医療費が減ることはないでしょう。今後、75歳以上の医療費の負担に(一定所得以上は)2割という枠を新たに導入(2022年度でに実施される見込み)する方針がなされました。
昨年は新型コロナウイルス感染に世界中で流行が続き、猛威を振るっています。このウイルスは、0.1㎛ぐらいです。目には見えません。誰もがこの見えない敵に恐怖を感じ、不安の日々を送っています。一方、私たちの生活様式は一変し、リモート、テレワーク、三密を避けるなど人と人が離れ、オンライン、ネット情報など見えない線でつながっています。見えないものに不安になり、反対に見えないもので安心をしています。
※このウイルスの主な感染経路は、飛沫感染、そして接触感染ですが、さらに気を付けなければならないのは、マイクロ飛沫感染で、換気の悪い環境でリスクが高まりますから、予防する上で、三密を防ぐことが大切です。
しかし、一番の敵はこの“目に見えない”ものではなく、自分自身の今の状態を知らないということです。感染しないためには、免疫力を強めることが重要ですが、心が恐れや心配などによりストレス状態であったり、(気温の低下、運動不足などで)体が冷えてしまって血行が悪いのでは、免疫力を強めることはできません。本当の敵は、自分の中にあり、それは「ストレス」と「冷え」です。これらは他人から見ても分かりません。
分かるのは自分なのです。変えるのも自分だけです。
助けてくれるのは、他人でもお医者さんでもありません。目に見えない“氣”の力です。ここで目に見えないものは信じないなどと言ってはいけません。(ウイルスも電波も目に見えなかったでしょう)
氣を高めれば元氣になり、減れば病氣になります。
ゆっくり息を吐き、(自律神経を整え)副交感神経を優位にし、ストレスを無くしましょう。しっかり良い氣を吸って、体内に氣を増やして氣血の巡りを高め、冷えを無くしましょう。
さぁ、2021年は“氣”の力が世の中を救う年になります。
今は耐えなければなりません。しかし、いずれ人類が勝ち取って、私たち人類がコロナ(王冠)をかぶりましょう。
豆澤 慎司