脊髄の一番上のところ(松果体)であります。ただしその位置を正しく感じることは難しいことでしょう。一般には眉間
に意識を集中させます。眉間と松果体との2つのセンターは直接つながっています。※インドでは多くの人がビャクダン
の粉(女性はムクムクという赤い粉)を眉間につけます。なぜかというと眉間から脳幹につながっている神経を刺激し、
常にアジーナ・チャクラのセンターを意識させるためのものです。(宗教的意味とは違います。)
アジーナ・チャクラは、3つ(スムシュナー、イダ、ピンガラ)のナディ(通管)の合流点であり、3つのエネルギー
の流れがアジーナで合流し、頭頂にあるサハスララへと上昇させるのです。まずはヨガ実践によって、アジーナへのエネ
ルギーを目醒めさせることが必要です。「直観力の眼」、または「第三の眼」とも呼ばれますが、個人が宇宙意識に入る
扉であります。いきなりサハスララとの合一を図るようにしなくてもアジーナを目醒めさせることが重要であります。
(松果体はアジーナ・チャクラと付随しています。また脳下垂体はサハスララに付随しています。松果体と脳下垂体が
密接につながっているように、アジーナ・チャクラとサハスララも密接な関係にあります。)
しっかりヨガ実践により、アジーナ・チャクラを目醒めさせて、より高いレベルの意識を持てるようにいたしましょう。
写真「南インドの思い出」
豆澤 慎司


