現代の特徴は、①高齢社会(身体的機能が低下しているにも係わらず、定年もなく、いつまでも働き続けなければならない)、②便利社会(運動不足になり、「氣・血・水」の流れが悪くなり、病気予防への意識と現実にギャップが生じている)、③ストレス社会(人間関係のコミュニケーション等の手段の変化により、上手にやり取りができず、心が参ってしまっている)、④偏食社会(うまいものを満腹に飲み食いし、また発がん性物質を含む加工食品が日常的食事になっている)⑤人工社会(自然から遠のき、人工物に囲まれた生活と活用するアイテムにより、身体のバランスが崩れ、自律神経系やホルモン系の乱れ、免疫力が低下してしまう。多くの人が正しい生活(自然な生き方)ができず、逆に不自然な生活を楽しんでしまっています。生活リズムが狂ってしまって、交感神経ばかり働いていたら、心身ともにボロボロになってしまいます。自分にとって必要な“すべき運動(ヨガや気功)”により、身体機能を強化し、氣血の巡りを促進させ、浄化をさせるべきです。継続させれば、自律神経が整い、免疫力が高まり、病気にならず、また心に余裕が生まれ、感情的にならず、正しい食べ物の選択をして、まるで生まれ変わったかのようになるのです。セルフコントロールして、本来の自分を取り戻しましょう。そして自然治癒力や免疫力を高めましょう。
さて、人々の健康意識が高まり、気軽にヨガができる環境が大変求められています。それは個人だけでなく、ストレスマネージメントや健康増進のために職場において、取り組まれていたり、スポーツ関連や教育現場でも取り入れられて、その効果が実証されています。このような中、ヨガについて正しい知識や技術を持っている指導者は少なく、ごくわずかでしょう。
この「ヨガマネージャー」とは、ヨガを学びたい人とヨガを教えたい人との間を取り持つ“橋渡し”として活躍していくことです。多くの方が、ヨガを安心して受けることができるよう、今後とも頑張っていきます。
豆澤 慎司
